エピローグ

アビゲイル
とりあえず”あのこ”を起こします
アビゲイル
「大丈夫?」肩をゆすります
あのこ
「う…ぅん。……ありがとうございます。」
あのこ
「……やってくれたのですね」場に倒れる2人を見て
あのこ
「助かりました」
アビゲイル
「うん。とりあえず意識は無いみたいだけれど…無力化はしておきましょうか」
あのこ
「そうですね。……なるべく早く殺したいとは言え、私達を1月ごとに縛る枷もありますから、殺すかどうかも込みで」
アビゲイル
二人の手足を縛ります
死体山出 梅尾
「……」
死体山出 梅尾
「なるほど、負けてしまいましたか。しかし……今まで多くの子供を殺してきましたから、報復は妥当ですね。それが今日だとは思いませんでしたが」
アビゲイル
「こっちにしとく?」
あのこ
「まぁこの人の発言には一理あるとは思いますが」
あのこ
「殴られた分がありますのでこちらにしましょうか」
アビゲイル
choice(きれい,な方がいい損壊してても大丈夫) (choice(きれい,な方がいい損壊してても大丈夫)) > な方がいい損壊してても大丈夫
あのこ
「じゃあ、いつもみたいにやりますね。」死体山に爆弾を括り付けていく
あのこ
「願わくは貴方の命がわたしたちの神様に捧げられますように」
死体山出 梅尾
「ああ、祈ってくださるのですか。ありがたいことです」
アビゲイル
「お前も可愛くなりましょうね」
死体山出 梅尾
「どうか私が背負った153の子供達も安らかであれと」
死体山出 梅尾
「私も祈る時間をいただけるとありがたいですね」
あのこ
チラリとアビゲイルを見る
アビゲイル
「…1分ね」
死体山出 梅尾
「all our sins and griefs to bear、いやあ…」
死体山出 梅尾
「もう子供を殺さなくていいというのは、まったく、いい気分ですね!」
あのこ
「時間ですね。」【奇跡】で導火線に火をつける
五条 五花
「ぅ……?」目を覚ます
五条 五花
減っていく導火線とその先の爆弾を見る
「え……待って……ちょっと待って待って待って!!」
五条 五花
「ごめんなさい、ごめんなさい、お願いだから少しだけ待って!!!今だけでいいから火を消して!!!手紙なら渡します、なんでも言うこと聞きます、だからお願い殺さないで!!!」
五条 五花
「何もしてない、まだ何もしてない、まだ死ぬような時じゃないのに!!!」
あのこ
「おはようございます。汚いものから目を瞑り続けてきた気分はどうですか?」
あのこ
「これは、聖なる火による、かみさまのお告げですので。」【奇跡】で出した火を五条に見せつけながら
死体山出 梅尾
彼女の奇跡によって齎された火が、硫黄を持って裁きを下した。ああ、私の罪は雪がれて、子供らへの元へ戻ることができるのだと思う。
死体山出 梅尾
子供を殺せと囁く声が、ばちばち爆ぜる導火線の音でかき消えてゆく。
死体山出 梅尾
死への恐怖。恐怖!純然たる恐怖。あの子らも味ったそれが、私の舌にも乗せられたのだ!
死体山出 梅尾
そうして───爆音。
死体山出 梅尾
私の意識は、そこで途切れた。
五条 五花
「いやあああああああああっ!! あああああああああっっ!!!」
五条 五花
「埋尾さん、埋尾さん、そんな、そんなっ、どうして、どうして! どうして、あんなにいい人がっ、こんなっ、ところで!」
五条 五花
「どうして……どうして……っっ」
アビゲイル
周囲に散らばる肉片の中から、埋尾の腕を拾い上げてほおずりする
アビゲイル
「うふ、うふふふふふ!すっかり可愛くなってくれましたね!」
あのこ
(あのままにしておくと五月蠅そうだなぁ……どうしよう。アビゲイルさんは今愉しそうだし)
アビゲイル
「お前にはずいぶん苦労させられましたが、許します!今のお前は可愛いのだから!たくさん、色んなことをしましょうね。お前が溶けて、液体になって、骨が朽ちて、チリになるまで」
アビゲイル
「うふ、うふふふふふふふ!」
五条 五花
「ひ……お願い、たすけて……ころさないで……」
あのこ
「……あぁ。あぁ。わかりました」
五条 五花
「!……じゃあ」
あのこ
「この場に心を痛めることが出来る。きっと、貴方の様な方が」
あのこ
「”穢れのない乙女”なのですね!」
五条 五花
「……??」
あのこ
「わかりました。えぇ。わかりました。」
あのこ
「わたしの様な”穢れた”身よりも、貴方の身を捧げた方がきっとかみさまもお喜びになるでしょう。」
あのこ
「あなたの命を、かみさまへ」
あのこ
「安心してください。きっと届きますよ」
五条 五花
「……………、え?」
五条 五花
「それは、どう、いう」
あのこ
「清めの池が近くにないのが残念ですね!アビゲイルさん!アビゲイルさん!刃物はありませんか?」
アビゲイル
「え?ああ、あるわよ!」何かを解体する用の大ぶりのナイフを取り出す
あのこ
「ありがとうございます!周りは外の空気で穢れています!まずは皮を剥がないと!」
五条 五花
「……ひっ!?!? 待って何をするの!?!? 助けてくれるんじゃないの!?!?!?」
あのこ
「あぁ!わたしがそうなるためにやり方を聞いていたのがこんなところで役に立つなんて!」
アビゲイル
「一人で大丈夫?良かったら手伝うわよ?」
あのこ
「……そうですね。わたしの力や器用さではうまくいかず、かみさまに捧げる肉が少なくなってしまうかもしれません。お願いできますか?」
アビゲイル
「ええ!新鮮なのは久しぶりね、腕が鳴るわ」
五条 五花
「うそ、うそうそうそ、やだやだやだやだ、たっ、たすけて……だれか!!!」
あのこ
「ありがとうございます」
あのこ
「あぁ。羨ましいなぁ。羨ましいなぁ。」
__わたしが死んだら、わたしのいのちを生贄に捧げてくれる人がいなくなるから、そっちにはいけないけど。
五条 五花
「なんでっ、なんでこんなことするの! このっ……人殺し!!!!!」







GM
任務を終えたあなたたちは、依頼主であるルーティの元へ向かう。
GM
なにやら異様な雰囲気を放つ救世主たちに、末裔たちは自然と道を開け。
GM
堂々たる凱旋の先。公爵夫人の末裔は手紙を受け取り、報酬と感謝を述べる。
GM
……その裾に残る、小さな肉片から目をそらして。
GM

Dead or Alice
「"Be what you would seem to be"」

GM
ここに閉幕。